ガイドラインについて

「沖縄県新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインの作成について」に従いリシュのガイドラインを作成しました。

生徒の皆様とその他来塾される方は必ずお読みになり、記載内容にご協力して頂くようお願いします。

このガイドラインは随時改善します。皆様が安心して勉強に取り組めるように最大限努めますので、お気づきになられた点がございましたらご指摘いただけると幸いです。

新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドライン(Li-Shu HRD)

営業再開のお知らせ

【休業期間】

事前告知通り5月15日㈮まで休業します。

【授業再開日】

5月17日㈰までに「沖縄県新型コロナウイルス感染症拡大予防ガイドラインの作成について」に従いガイドラインを作成し、ウェブサイト上及び教室各所に掲載します。授業の早期再開を希望し、かつ、ガイドラインに記載された内容に協力していただける方につきましては、5月18日㈪より授業を再開させていただきます。その他の方は6月1日㈪より授業を再開します。

【新規入会について】

新規生徒の入会受付は6月からとなります。ただし、事前相談、体験授業等は5月18日から受け付けます。

以上、不明な点などありましたら電話・メールにてご相談ください。

休業のお知らせ

【休業期間】

本日発表された新型コロナウイルス対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を受けた沖縄県実施方針に基づき、明日4月23日から5月15日まで休業します。

【再開予定と5月受講料】

現在のところ、通常授業は5月18日からの再開を予定しております。ただし、状況によっては延長する可能性もあります。

4月4週目(23~28日)までに組まれている授業につきましては来月の通常授業に振り替え、5月休業中の授業は完全中止にしますので、予定通り再開した場合の5月受講料は、通常の半額から振替分を差し引いた額になります(ほとんどの方が1/4額)。

不明な点がございましたら電話またはメールにて問い合わせお願いします。

【公務員試験】経済科目について

◇法律科目と並ぶ重要科目

経済科目はミクロ経済学、マクロ経済学、財政学を指し、地方上級で40問中12問、国家一般職で40問中15問(選択制)、市役所試験で40問中14問程度と、専門科目では法律科目に次ぐウェートを占める重要な科目です。

◇難易度と勉強方法

学部初級程度の内容がほとんどですが、これを学問として理解するにはややこしい証明や高度な数学が必要な場面があるので、公務員試験を解くための勉強だと割り切れることが合格への近道です(学問として勉強するのは楽しいですがかなりの時間を要します)。いきなり過去問を解くという勉強方法もあるようですが、初学者の方は公務員試験向けの導入本を最初に読むことをお勧めします。
数学的な考え方を必要とするため苦手とする方も多いですが、パターン化されている頻出問題を押さえれば苦手な方でも6割程度は得点できます。近年の地方上級などでは理論問題が中心に出題されるため、計算問題を中心にした勉強では対応できないことがあります。試験によって出題傾向が異なるため、第1志望に合格したい方は志望先の出題傾向に合わせた勉強をしたほうがよいでしょう。

◇ミクロマクロより財政学

公務員試験で経済学といえばミクロマクロですが、実際に官庁に入ってから必要な知識は財政学の内容です。問題数においても教養試験を合わせるとミクロマクロに匹敵することがありますし、難易度的にもミクロマクロより易しく範囲も狭いので、得点すべき優先度からいうと財政学が最も重要です。

【合格体験記】 Nさん(高3)

立教大学社会学部 自由選抜入試合格

私の入試は、一次の書類審査では調査書と社会学に関するレポートの提出、二次がそのレポートの口頭発表と質疑応答と小論文でした。

一次審査のレポートのテーマは、塾の先生と相談して決めました。一次審査は無事通過することができました。

二次審査は私の学校は推薦試験に強かったので、口頭発表の対策は学校でやって、小論文の試験は塾で対策しました。学校では主に担当の先生の前で発表して改善点を指摘してもらい、あとはひたすらいろんな先生に自分のレポートに対する質問をしてもらいました。また、小論文に関しては、立教の小論文の問題の出し方は少し変わっていて、与えられたテーマに関することを書くだけじゃなくて、5〜7個くらいの指定されたワードを全て使って書かないといけないという難しいものだったので、私は小論が一番心配でした。

塾での小論対策は、先生が用意してくれた問題をひたすら解いて小論の書き方を覚えました。また、先生が貸してくれた社会学の本も読みました。この本で得た知識は小論を書くときにすごく役立ちました。

また、私が家で自分で取り組んだことは、小論文でどんなテーマが出てもいいように、また、質疑応答でどんなことが聞かれてもいいように家でニュースをたくさんみて、社会情勢を広く知ることと、知らない単語が出たらすぐ調べること、またニュースを見ながら自分の考えをある程度持っておくことを意識しました。

本番の試験では面接で予想とは違う質問もされて正直焦りましたが、先生から借りた本と普段見ていたニュースの知識のおかげでなんとか答えられることができ、小論もスムーズに書くことができて、無事合格することができました。

わたしは最初、東京の文系の大学ということしか決めていなくて、大学も学部も何も決まってない状態で入塾して、そこから、先生が進路選びに関してアドバイスをくださり、それが自分の進路選択に大きく役立ちました。第一志望合格まで導いてくれた先生に感謝してます。ありがとうございました。

【講師よりコメント】

もともとは数学と英語を克服するために入塾されましたが、受験に関しては高い能力を持っていた現代文読解を生かせる難関私大の一般入試を勧めていました。本人が立教大学の自由選抜入試の話をもってきたのは8月ごろだったと思います。小論文は書いたことがないと言っていましたが、試しに書かせてみるととても面白い文章を書いてくれました。小論文は大丈夫だとそのときに確信しました。立教大学社会学部の自由選抜入試は自由研究があることが大きな特色です。本人にどういう研究をするつもりか聞いてみると、これもとても面白い答えが返ってきました。調査方法に行き詰まり、提出直前で内容を一変して徹夜で書き上げることができたのも本人の能力と個性ゆえでした。

Nさんへ 結局はほとんど自分の力で将来を切り開きましたね!才能ある子をみることができたのはラッキーでした。自分の能力と個性を信じてそれが自然と伸びるような環境に身を置いてください。努力型とは言えないから苦行は合わないはずなのでね!(屋良)

【公務員試験】判断推理について

数的推理については⇒前記事へ

◇判断推理とは

数的処理の中でも数的推理ほど苦手意識を持たれていないのが判断推理です。実際、判断推理は数的推理のように算数・数学の基礎を理解していなければ解けないようなものではなく、パズルのような感覚で解けたりします。学校の教科では習わない公務員試験独特の科目です。

◇判断推理の勉強方法(上級・大卒程度)

数的推理が苦手でも判断推理は苦手ではないという方は結構おられます。そういう方にはまず判断推理を合格レベルまで上げることをおすすめしています。数的推理も勉強しなければならないと手を付けて、どちらも中途半端に仕上げて全く点数に繋がらないことは避けなければいけない勉強例の一つです。一次合格基準が6~7割程度の試験であれば判断推理と社会科学、人文科学、文章理解の正答率を上げることで十分合格可能ですので、数的推理を捨てて判断推理の正答率を上げるという戦略にも十分検討の余地があります。

数的推理を安定して得点できる方は、典型問題と直近数年分の過去問の解法を押さえるぐらいで良いでしょう。

初中級・高卒程度の受験生は、いうまでもなく落とせないところですのでできるだけ早く解くことを意識して勉強しましょう。

◇難問に関して

判断推理は必ずと言っていいほど難問が出ます。時間制限のある本番では時間のかかる難問は捨てなければいけません。したがって、受験勉強でも難問を解けるようになる必要はありません。ですが、合格レベルに到達していなければ解くべき問題と難問を区別することはできないというところが受験生としては悩みどころでしょう。

リシュでは個人の特性に合わせて戦略を練って、合格まで最も効率よく勉強できるようアドバイスしながら学習を進めます。独学に限界を感じたり、勉強方法に不安な方はぜひご相談ください。

【公務員試験】法律科目について

◇法律科目は最重要

公務員上級試験における法律科目は合格するための最重要科目です。専門試験において、地方上級、市役所試験なら憲法行政法民法刑法労働法で40問中17問、国家一般職なら憲法行政法民法で40問中20問と専門試験の4~5割を占めます。さらには教養試験でも1~2問出題されます。問題の難易度は中程度で安定しており、きちんとした勉強をしていれば安定して得点できるようになります。個人の特性にもよりますが、一般的には法律科目で高得点を狙い、経済科目、行政科目はキープ程度の得点を狙うのが最も効率的で確実性の高い戦略です。

◇法律科目の勉強方法

公務員試験では各法の最も重要な条文と判例の知識と理解が問われます。同じ素材(条文・判例)が表現を変えて何度も繰り返し出題されます。
素材自体は限られているので、その限られた素材をしっかり理解することが重要です。多くの受験生は過去問を解いたら解答解説を読むという作業で終わってしまいますが、リシュではその際に六法と判例集を参照するようにしています。素材自体をきちんと読み込んで理解することができればどのように表現を変えられていても、どのような角度から問われても正解することができると考えているからです。
六法も判例集も初めは引くのも面倒くさく、読むとなると拒否反応が出る方もいると思いますが、少し慣れてしまえばこれらなしで法律を勉強することの非効率と無意味さを理解するでしょう。

◇仕事でもっとも役立つ

法律科目の勉強は実務に出て唯一直接仕事に役立ちます。実務では日々法的判断を求められ、ときには難しい問題にも出会います。将来の仕事のために、という意識をもって法律を勉強すると集中力も吸収力も変わってくるかもしれません。

【公務員試験】数的推理について

◇数的処理の中の数的推理

公務員試験の教養試験で最も多く出題され最も厄介とされているのが数的処理です。上級試験では市町村(スタンダード)40問中14問、地方上級50問中16問、市役所(ロジカル)になると40問中18問、国家一般職40問中16問と満点の4割以上を占めます。

数的処理は数的推理と判断推理で構成されますが、多くの受験生が苦手としているのは数的推理のほうです。

◇数的推理とは

数的推理は主に比・割合、方程式、整数の性質、確率から成ります。比、割合は小学校の算数、方程式は中学数学、整数の性質、確率は高校数学で習いますが、公務員試験で問われるのはその基礎的知識を利用して柔軟に考えられる能力があるかどうかです。知っておかなければならない基礎的知識はかなり初歩的なものですが、しっかり理解していなければ解くことができません。

特に重要なのが比・割合です。ここでつまずいて算数・数学に苦手意識をもつようになった方はとても多いと思います。しかし、一旦理解して感覚として身につければ、さまざまなことを考える際の便利な道具になります。

数学の得意な方や理系出身の方は数的処理の中でも数的推理が楽という方が多いです。判断推理は処理に時間がかかるのに対し、数的処理は短くて済むからです。

◇数的推理の対策(初中級・高卒程度)

初中級・高卒程度試験は一次突破ラインが極めて高く、数的推理を捨てることはできません。しかし、上級・大卒程度試験に比べると問題の難易度が低いので、先述のとおり基本を理解してある程度の演習を積めば安定的な得点源となります。逆に言えば、基本の理解なくして合格は望めないでしょう。

◇数的推理の対策(上級・大卒程度)

上級・大卒程度試験は問題自体の難易度は初中級レベルの易しいものから試験ではとうてい解くことができないだろうものまで入り混じっています。一般的には市役所、地方上級、国家一般の順で難易度が上がります。

対策としては得点すべきレベルの問題を中心に演習し、本番で解けないような難問は捨てるという意識で数的処理のみに時間をかけ過ぎないことが重要です。難問にかける時間は人文・社会科学や専門科目にあてるほうが合格という見地からは効率がよいです。

◇リシュの対策

数的推理が苦手な方は比・割合、方程式を理解することから始めます。実際にリシュに通われるほとんどの方は数的推理を克服する目的で通塾されています。みなさん公務員試験を目指すだけあり熱心に取り組むので、初中級レベルはすぐに解けるようになります。
上級レベルは苦手な人にとってはやはりハードルが高いようで、本番で出題されたら解くべき問題を中心に取り組むようにして、数的推理の5~6割の得点を目標にしています。

苦手でない方には過去問をどんどん解いてもらっています。それでもやはり捨てるべき問題はあるので、そこにこだわらないよう注意しながら進めています。