【合格体験記】沖縄県警察官A(大卒)採用試験合格 Kさん(大学4年)

私は、リシュでの学びと独学での地道な努力により、今年の沖縄県警察官採用試験の一次試験を1位で通過し、総合10位で最終合格して第一志望の沖縄県警から内定をいただきました。

リシュでは主に数的処理をメインに学習しました。私は高校から文系で、数学がとても苦手でした。特に数的推理の図形や空間把握は難しく抵抗がありました。そこでリシュでは、私が苦手とする図形の問題を中心に学習しました。わからない問題があると先生はすぐに答えを教えるのではなく解くためのヒントを与えてくださるので、自分でひらめく力がついたと感じました。復習として中学数学のプリントも解きました。正直、「これはやる必要があるのか」と疑いながらも解き進めるうちに、自分が図形の面積や相似を忘れており、つまずいている原因がそこにあることに気づきました。

リシュのおかげで次第に数的処理に自信がつき、独学でもいけると思い休塾と通塾を繰り返しながら試験に挑みました。私は暗記が得意で、特に人文・社会科学の重要単語や間違いやすい用語・キーワードなどはまとめて、呪文のように唱えて必死に覚えました。また、数的処理も単に解くだけでは集中力が持たなかったため、好きな音楽を聴きながら問題を解きまくりました。その甲斐あって、教養試験は全体1位の点数を取ることができました。

二次対策は思っていたよりも準備期間が短く、一次試験と並行して対策すべきだったと後悔しました。それでも面接カードは先生と一緒に作成し、自分の良さを最大限にアピールできる内容に仕上げることができました。自分自身を見つめなおす良い機会にもなりました。小論文は、試験前一週間は一日一テーマ出してもらい、メールで採点と改善点をいただいたおかげで、本番も自信を持って取り組めました。面接練習では、表情が硬く、「もっとリラックスして」とアドバイスをいただきましたが、本番ではガチガチに緊張して十分に力を発揮できませんでした(笑)。

今振り返ると、大学3年次から本格的に始めた試験勉強期間はあっという間でした。試験直前期は一日10時間ほど勉強しました。午前中は市立図書館で勉強し、午後は家で勉強して、夕方にはランニングをしてまた家で勉強する日々でした。試験が終わった今は、安心と少しの寂しさが入り混じった気持ちです。私は心配性で、一次試験が終わった後も不安が続き、面接が終わった後は想定外の質問にうまく答えられなかったことから落ちたものだと思っていました。しかし、屋良先生や家族、そして彼女にも励ましてもらい、不安を払拭することができました。支えてくれる人の大切さを改めて実感しました。最終合格発表を見た時はとても嬉しく、お世話になった方々に報告すると、皆が喜んでくれ、今までの努力が報われた喜びを噛み締めました。

私はリシュに入塾して本当に良かったと心から思います。自分のペースで通塾でき、わからない問題や面接カード、小論文、面接対策まで、屋良先生が親身になって手厚くサポートしてくださりました。

最後に、屋良先生、約一年間本当にありがとうございました。リシュは、あの鹿屋体育大学に合格したK君がおすすめしていたので、間違いないと思っていました。先生はとても知的で、ほかの塾生への指導の様子を聞いても、幅広い分野で教えていることが伝わり、いつも感心していました。先生、お世話になりました。立派な警察官になって、リシュに遊びに行きますね。

【講師よりコメント】

Kさんが体験授業に来たときは、まだ市役所職員と警察官のどっちを目指して勉強するか迷っていたときでした。地域の人と関わりながら役立てる仕事をしたいとの言葉の本気さに、どの塾に入ろうが入るまいが、またどちらを受験することになっても受かるだろうなと感じさせられました。

Kさんの場合、リシュが支えたといえる部分はほとんど無いと思いつつも、教養試験で1位、しかも上級試験で9割近く得点(前代未聞⁉)した勉強方法を残したくて今回合格体験記をお願いしました。通塾は数か月空くのが普通で、その間の勉強については大まかな方針をアドバイスをすることはあっても細かく指示したことはありません。リシュに来るときは数的の図形の勉強方法や自然科学の得点戦略など、いわゆるメインどころの対策ではありませんでした(リシュでは数的の図形や自然科学はコスパが悪いので苦手な人は捨てさせている)。合格体験記を見るとわかるのですが、メインどころは十分勉強しつくしてたのですね。リシュに来た時には必ずどのぐらいのレベルの問題まで解けるのか確認していたのですが、上級行政や国家の問題も難なく解いていたのでその時点で合格は確信していました。

本人がいう心配性な性格が一次試験の勉強、二次対策の小論文に関しては良い方向で働いて対策し尽くすことができたのだと思います。しかし、面接練習では逆にそれが固さの原因となり、内容が良かったときでもなぜか「ダメだー」と落ち込みそれを引きずる悪循環が続きました笑 心配性を克服する時間は取れなかったことから、「なにかあったら深呼吸」という作戦?しか立てられませんでしたが、おそらく事前に台本をきちんと用意できたことと人柄と熱意で最低限の点数は確保できたのだと思います。

二次試験終わった後も、「落ちたので役場の勉強方法教えてください」とメールがきて、そんなわけないだろと思いながらも真剣を装った口調でそれからの過ごし方をアドバイスしました笑 

Kさんへ 合格報告をみんな喜んでくれたのは納得というか本当にかなり周りは嬉しかったと思います。そんな周りに恵まれているのはKさん自身のおかげ(他人は鏡とも言うしね)だとも思っています。
仕事は体第一で!職場でも憧れの駐在所勤務でも多くの良い出会いに恵まれることを願っています。そのときにはリシュの生徒と一緒に見学させてください!

P.S.要望のあったおすすめの刑法、刑事訴訟法、その他教養本は後日メールします(屋良)