【合格体験記】上智大学法学部法律学科 推薦入学試験(公募制)合格 Tさん(高校3年)

私は高校2年生の3月に大学の推薦対策をしてもらうために入塾しました。最初の面談の際、東京の有名私立大学に行きたいと相談し、慶應義塾大学の法学部、総合政策学部の推薦を紹介されたことが大きなターニングポイントでした。

慶應義塾大学は私の中では雲の上のような存在であり、一般入試では届かなかったため、推薦入試で挑むことを決意しました。また、推薦で大学入試を終わらせるために、立教大学、上智大学の推薦を視野に入れつつ、対策を始めました。最終的には、慶應義塾大学と立教大学は落ちてしまったのですが、上智大学に合格することができました。

推薦で併願する際に同じ学部学科で出願する人が多いのですが、私は出願する学部学科が全て異なっていたため、志望理由を志望校別に変えていったため、多くの労力を費やしました。また、推薦対策をしながら、生徒会活動、一般入試対策を同時並行で行なっていたため、とても苦労しました。

夏休みに入り、生徒会活動が落ち着いた頃に私の本格的な推薦対策は始まりました。提出の1ヶ月前から志望理由書に本腰を入れて取り組み始めました。その時、私に推薦にかける時間がなく、夏休み中の約1ヶ月間に3つの志望理由書を書かなければなりませんでした。それができたのも、屋良先生の的確な指示や添削があってからこそだと思います。推薦対策をしていく中で、大学に愛着が湧いてきて、現役でMARCH落ちたら浪人して、慶應に行くと本気で思った時期もありました。そういった時でも屋良先生は親身に相談に乗ってくださり、私の将来について一緒に考えてくれました。

私が上智大学に合格した要因は、慶應義塾大学という高い目標を目指して対策していたことが挙げられます。上智大学の出願は11月で、慶應と立教の出願から約2ヶ月後でした。その2ヶ月の間に慶應と立教の一次合格発表があり、そこで落ちたことによって、さらに火がついたんだと思います。正直、上智大学に出願するかどうかは悩みました。上智大学に出願すれば、一般入試の対策時間を削らなければなりませんでした。一般入試ではMARCHにギリギリ滑り込めるかもという学力だったため、出願することは賭けでした。しかし、夏休みで培ったノウハウは他の受験生と比べて、アドバンテージを取れていると思い、出願しました。

上智の出願の約3週間前から志望理由を書き始めました。ここで私は不合格だった経験から自分を魅力的に見せる志望理由というよりも、大学が本当に欲しい人材になり得るように、上智大学が求める人材に寄せて書きました。これも合格の要因の一つかもしれません。そのため、私が言いたいことは慶應と立教に落ちたことは失敗ではなく、上智に受かるための道中であり、経験でした。そこで落ちたからこそ、上智大学に合格できました。

推薦は一般入試と違って、早い時期に合格が分かり、志望理由書、小論文、面接だけで受かる楽な入試方式かもしれません。しかし、学力と違って模試などで自分が今どれくらいの位置にいるのかが全く見えないです。成長している実感が見えにくいです。さらに、自分が将来やりたいことを書くというのは予想以上に辛いものです。推薦は労力をかけて出願するため、一般入試で落ちた時と同じくらい、人によってはそれ以上に悔しいかもしれません。そのため、推薦は受かったらいいや、くらいのマインドで出さなければ病んでしまいます。私もそのマインドでしたが、慶應と立教続けて落ちたことはさすがに凹みました。逆に燃える人もいるかもしれませんが、推薦は時間も精神も削られる入試方式だということを念頭において、そのリスクを負うべきか否かを考える必要があると思います。

屋良先生との出会いがなければ、慶應義塾大学を目指すことも無かったし、上智大学に合格することはありませんでした。Li-Shuで培った学力や人間的に成長できた部分は私の強みになっていきました。また、屋良先生はとても褒め上手で、褒めて伸びるタイプの私にとって理想的な塾でした。屋良先生から頂いたたくさんの知識や人間性の部分は私の血や肉となり、これからの人生に豊かさをもたらすものです。なので、私も屋良先生のような人に影響を与えられるような大人になりたいです。

【講師よりコメント】

Tさんが初めて相談に来たときは、MARCH(受験用語で東京にある難関私立大学の明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の総称)のどこかに行きたいという希望はあるけれど、今のままでは難しそうなので受験対策したいとのことだったと思います。そこで提案したのは総合型選抜を視野に入れることでした。一般的には、総合型選抜では一般選抜より上のレベルの大学を狙うことができます。Tさんは会話が上手く、頭の回転も早いように見受けられたので、慶應義塾大学、上智大学、立教大学の総合型選抜(公募推薦・自由選抜)をお勧めしました。本人は一般選抜の受験勉強も並行してやりたいとのことだったので、当時通っていた補習塾を受験対策塾に変えてそこで一般科目を勉強し、リシュでは総合型選抜対策をすることになりました。

さて、Tさんの場合、総合型選抜対策といってもすぐに小論文や提出書類対策に専念することはできませんでした。というのもMARCHレベル以上になるとその受験資格には英検2級以上を要するところがほとんどになります。英検2級を持っていなかったのでその取得のための対策から始まりました。また、生徒会役員として生徒会活動を精力的に行っており、7月に大きな行事で新たな取り組みをするということでその構想や準備に忙しく、受験に専念できることになったのは7月中旬からでした。しかし、その間も、塾に来たときは社会科学の考え方の基本が身につくような小論文を必ず1通は書かせるようにしていました。

志望理由書や自己推薦書をきちんと書くにはとことん自己と社会と向き合わなければなりません。社会を知らない高校生にはまだ知らない社会に向き合わなければならないという辛さがあると思います。その中でも、知識を入れ、想像力を働かせ、自分のありたい未来を思い描き続けると視野も価値観も少しずつ変わってきます。多くの生徒を見てきましたが、この変化は私にはポジティブなものに思えます。Tさんが気づいているように、上智大学に合格できたのはその結果だったのでしょう。今ではとても頼もしく見えるようになりました。

Tさんへ 近い関係だから(補足:Tさんのお父さんは私の幼小中の頃からの友人)これからスタートだな!と厳しいことも思っているけど、いろいろ背負いながら頑張ってきたところも間近で見てきたので本当にお疲れさまでした。迷うことないぐらい好きなこと、やりたいことに出会えてまずは楽しい大学生活を過ごせることを願っています!(屋良)

Nへ 大事な息子を、信じて預けてくれてありがとう。来月はTがどんだけ頑張ってたか報告会をしましょう。