最低限の小論文2

前回は最低限の小論文の要件として2点挙げました。今回は内容を深めるためにもう1点追加します。

最低限の小論文
①三段落構成(序論・本論・結論)
②意見(主張)に理由をつける
③異なる意見を考慮する

簡単な「型」にすると以下のようになります。

【序論】
~は~だろうか。(問題提起 )
【本論】
わたしは~だと考える。なぜなら~だからだ。(自分の意見と理由)
一方で~という考えもある。しかし~なので適当でない。(異なる意見と反対理由)
【結論】
【結論】したがって、~である。(まとめ)

反対意見を考慮すると、視野の広さやバランス感覚をアピールでき、説得力が増します。

本論では先に異なる意見から入ることもできます。

【本論’】
確かに~と考えることもできる。しかし~なので適当でない。(異なる意見と反対理由)
わたしは~だと考える。なぜなら~だからだ。(自分の意見と理由)

小論文コース

最低限の小論文

小論文の書き方が全くわからないという相談が多いのですが、次の二つのことを満たせば最低限小論文になります。

①三段落構成(序論・本論・結論)

②意見(主張)に理由をつける

①は形式的条件、②は実質的条件です。①は満たしているが②を満たしていない方が多いので注意が必要です。意識して数題書いてみるとコツをつかめます。コツをつかんだら内容を深めていってください。ただし、自身で内容を深める作業につき、レポート慣れしている大学生以上は上手くできることも多いのですが、高校生以下だと書く機会や社会経験自体が少ないためか難しいようです。

作文にも使えますので、どう書けばいいか分からない場合は型にはめて書く練習をしてみましょう。

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