個別指導塾Li-Shu代表 屋良
はじめまして。個別指導塾リシュの屋良と申します。ここで自己紹介を兼ねて私の勉強歴、受験歴、塾歴を紹介させていただきたいと思います。
幼少期まで遡りますと、とにかく体を動かすことが好きで、小学生の時は毎日のように日が暮れるまで友達と野球をして遊んでました。この頃の夢は野球選手になることでした。中学校にあがる年にちょうどJリーグが開幕し、サッカーの楽しさを知りサッカー部に入りました。サッカーは今も趣味として続けているので、30年以上続く趣味に出会ったわけです。一方で、学校の定期テストでは席次が出るようになり、これをY塾(当時NO.1の有名進学塾)に通う友人と競うことをゲームのように楽しんでいました。この頃に、現状を分析し、目標達成までの戦略を立てる力がだいぶ養われたと思います。高めの目標の報酬として両親からエレキギターを買って貰ったこともあります(笑)
高校生の頃は、首里高校の自由な校風のもと、本当に自由に楽しく過ごさせてもらいました。今思えば、厳しさが足りなかった・・・。受験勉強は部活動引退後の夏から始め、難関私大に受かることができたものの、第一志望の早稲田大学に落ち浪人することを決めました。大学受験のように最短でも半年以上の準備期間が必要な試験の対策が初めての経験だったため、物理的な時間の不足を身に染みて感じ、長期的な戦略の重要性を理解しました。浪人時はこれを踏まえて対策することができたため、本命のみを受験し合格することができました。
なお、浪人時には両親に頼み込んで、人生で初めて塾に通わせてもらうことができました。小、中学生の頃から友人達がする塾の話をずっと憧れをもって聞いていたため、塾に通える最後のチャンスだと思ったのです。しかし、実際に塾に通い、講義に出ると、私には必要ないものだと理解することになり、1か月程で辞めることになりました。講義の内容はすでに知っていることや教科書や参考書から得られるであろうものが多く、そうであれば本から得るほうが時間を節約できますし、また勉強の習慣、計画、戦略、モチベーションという点でも自身で管理できていたので通塾するメリットがなかったのです。ただ、現代文の講師(当時県内では有名な方でした)が、ユニークで面白いだけでなく、文章の読み方、設問の解き方、解説の仕方がとても鋭く、この感覚は参考書を読むことでは得られないなぁと関心させられたことは今でも鮮明に覚えています。おそらくこの経験は、私の講師としての、対面でしか伝えられない感覚を大事にしようという姿勢に繋がっています。
東京での大学生活では、これまた普通の大学生としていわゆる多くの出会いと経験を積むことができました。今につながることで言えば、東京で家庭教師や個別指導のアルバイトができたことは大きな財産になっています。在学中には、目標にしていた沖縄開発庁が省庁再編で内閣府に統合されるという出来事があり、沖縄のために働きたいという思いをどこにぶつければ良いのかわからず途方に暮れるという経験もしました。目標を失い、次にするべきことがわからなかったので、ともかく本でも読んでおこうと読み漁ったのがこの時期でした。いろんなジャンルの本を読みましたが、好んで読んでいたのは社会学、哲学、政治学、純文学、心理学です。地方分権一括法が施行されたのもこの時期で、道州制の議論も活発に行われるなか、教授たちがこれからは地方の時代であると、特に基礎自治体の重要性をしきりに説いていたのは救いでした。
卒業後、沖縄に戻ってきてからは自治体と民間教育機関を渡り歩きました。沖縄のためにという思いと自身の興味を共に諦めきれず、交互に実践していたのだと思います。ちなみに、そのとき受けた公務員試験に関しては、数的処理が得意だったことと学生時代の多読のおかげで大学受験の10分の1以下の労力で済ませることができたように思えます(そのときの勉強方法や結果などに興味がある方は直接お聞きください)。
塾を経営して8年経った今でも思うことは変わらずやはり塾は面白いということです。生徒には合格することで未来を切り拓いて、これから先の人生で多くの幸せをつかんでいってほしいという思いでサポートしております。
学歴
城北小学校
首里中学校
首里高等学校 普通科(理系)
早稲田大学 法学部(国際関係コース)卒
職歴
複数の市役所(上級行政)
複数の個別指導塾・公務員試験予備校
趣味
同級生とフットサル
本屋に行く
息子とサッカー
妻が見てるネトフリをぼんやり見ること
得意指導科目
数的処理 小論文 法律学 経済学 英語 現代文 数学
開業時の挨拶
平成29年、地元首里にLi-ShuHRDをオープンしました。現在の学習支援事業は、従来型の集団指導から、個別指導、通信教育、動画学習などさまざまな形で展開されていますが、これまでの経験から直接のコミュニケーションによる教育に特に重要性を感じており、個別指導の形態で各種受験対策を中心に学習支援を行わせていただいております。
個別指導塾だけをとってみても数多く存在する中で、リシュの存在意義は「実践力」を養成するところにあると考えております。決まりきったカリキュラムをあえて持たずに、随時、生徒講師間のコミュニケーションでそれぞれが必要なことを考えて実践することで、主体的に行動できる人材を育てることを目標としています。もちろん、合格という生徒の目標を達成することが一番の目標であり、実践力をつけることはその手段でもあります。
そして、リシュでは考える力を重視する正攻法の指導をします。学問に王道なしという格言通り、基礎からの地道な積み上げにより学問の面白さを伝え、それぞれの将来に少しでも資することもリシュの目標としています。