【合格体験記】Nさん(高校3年)

大阪学院大学法学部 総合型選抜合格

桃山学院大学法学部法律学科 総合型選抜合格

 私は高校3年の10月にリシュヘ小論文を勉強しに入塾した。大学の試験が小論文だったからだ。入塾するまで小論文の書き方が一つもわからなくて、文章の構成の仕方等を教わった。色々な題材の課題文を読み、私は今までの経験に基づいてテーマについて考え、文字におこしていることがわかり、未経験で未知な課題文は現実的な視点とそこから考えられる私の考えを中心として書いた。語彙力と表現力を少しずつ身につけられるようになり、屋良先生と会話することで、自分がどういう風に物事を考えているのか具体化することができるようになり、小論文を書くのだったり、先生との会話、リシュに来ることが楽しかった。自主的に勉強することは今でも苦手だが、リシュでの勉強は紙とペン以外にも屋良先生との対話で考えを深め思考力を養うことができた。小論文の対策は必要なくなり、次はプレゼンの自己PRを手伝ってもらうことになった。私は試験内容が自己PRでよかったと今は思っている。最初は嫌々だったけど、自分自身を見つめ直すいい機会となった。先生から「なぜそう考えるのか」という質問をたくさん言われ、そのたびに熟考して、自分という人間について理解が深まっていき、自分以外の人だけでなく自分自身にも興味がわいてきて、あやふやでアバウトだった自分が確固なものになっていった。先生とは勉強の話以外にも私の学校の話だったり、関係のない話をたくさんしたり、私のおすすめのお菓子をあげたり、先生からおすすめの本を貸してもらったり、他の塾とはとても異なり楽しかった。大学に合格して、合格体験記を書いている今日もリシュに来た目的は先生からの本を返却してまた貸してもらうためだ。リシュに入って視野が広がって、考えも深まって、自分についてよく知れて、私は屋良先生に出会うことができて良かった。とても楽しくて、リシュがある日は塾に行くことも苦じゃなく、毎日がたのしかった。ありがとうございます。お世話になりました。

【講師よりコメント】

 最初の授業で、著名な心理学者の「人の心はわからない」との趣旨の文章を読ませ、400字程度の意見文を書いてもらいました。そのときにNさんは「いいえ、人の心はわかります。」ときっぱりと言い切り、面白い子だなと思ったのが最初の印象です。その後もユニークで面白い文章をたくさん書いてくれました。そのどれもが、自身の目で現実をまじまじと見つめ、そこから感じ、考えたことを等身大で表現しようとしたものでした。あまりに真剣に向き合うために書けないことも多くありました。加えて言葉にも敏感で、1つの言葉に1時間以上考えこむこともありました。Nさんに必要なのはこれまでの経験から感じたこと、考えたことを整理し言語化していくことと、その言語化するための語彙を身につけることでした。

 Nさんが体験記で書いてくれているように、塾でのやり取りは楽しいもので、私にとっても気づかされ、学ぶことが多い時間になっていました。Nさんは授業中にひらめいた様子を見せることが多く、会話の途中で感動して涙することもあるような感動屋さんでもありました(結局何に感動したのかわかりませんでしたが…笑)。きっと私が意図した何倍も多くのことを自身で汲み取り、学んでいたのだと思います。

この合格体験記に関しては800字余りを40分程度で書いてくれました(Nさん最短記録!)。最後の「リシュがある日は塾に行くことも苦じゃなく~」はおそらく誇張してますね。笑

Nさんへ
 器用でもぶっつけ本番じゃできないこともあるので、入念な事前準備と日ごろの努力も重要ですね!(なかなか練習したがらなかったから…今後のためにまずこの言葉を残しておきます!)

 現実から目をそらすことなく、そして自身を偽ることなく立ち向かう姿勢を尊敬しています(勉強以外)。大学生活で多くの出会いやさまざまな経験があることを願いながら、Nさんの人生がさらに豊かになって帰ってくるのを楽しみに待ってますね。
食事はきちんととってくださいね!美味しいグミありがとう。(屋良)


 

体験授業強化月間です

リシュでは2月から3月中旬まで体験授業の方を多く受け入れております。

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【合格体験記】Rさん(高校3年)

東京理科大学理学部第一部応用化学科 帰国生入学者選抜合格

  • 青山学院大学理工学部化学・生命科学科 海外就学経験者入学者選抜合格
  • 工学院大学先進工学部応用化学科 海外帰国生特別選抜合格

 私は子供の時から中国で育ち、高2の時日本の大学に入学することに決め、高2の終りに帰国しました。私は長時間海外で生活したので、日本語の表現力が非常に低く、高1の時ひらがなもちゃんと書けないでした。帰国前1年間日本語の勉強に取り組み、帰国後さらに半年間日本語学校で外国人と日本語を学びました。帰国生も留学生も言語の学習が先です。私の日本語の勉強法は主に語彙力と会話に分かれています。語彙力の強化については、単に単語を覚えることではなく、これらの単語はどんな時使えるのかを考えます。会話シーンを想像すれば、深く記憶に残り、自然に語彙力が強化されます。最初は日本語で表現できなくて、お母さんが助けてくれるし、他人も理解してくれますが、私は「自分を理解してもらうより、自分を向上させる」という考えを持って会話力を上げました。言語を学ぶなら恥ずかしがらないでください。

 受験の6か月前になり、小論文と面接の対策のためリシュに入塾しました。入塾するまで小論文を書いたことないでした。私が小論文の課題文や問題を読み取れないとき、わかりやすい言葉を使って説明してくれて理解しやすいでした。また面接で聞かれる可能性の高い質問を教え、どういう風に答えるのかを指導しました。入塾前は単に大学で化学を学びたいと思いましたが、入塾後、先生の指導より自分の目標、社会中での化学の役割、志望理由などを明確出来るようになりました。小論文も最初スマホを利用しながら書きましたが、半年の学習を通じて指定された時間内で携帯を使わずに書けるようになりました。小論文は指定された時間内で書けるためには、多くの専門知識が求められます。自分の学科に関する文献を多く読み、理解すれば、試験で早く論点を出して論述できるようになります。

 先生の指導も重要ですが、課外で多量の練習は不可欠です。面接官からどんな質問されてもスムーズに、全面的に回答し、個性的なことを見せて自己アピールしましょう。受験勉強は辛いと感じることもありますが、小さな目標を立てて達成していくことで自信につながります。焦らずコツコツ頑張ってください。

【講師よりコメント】

 Rさんは幼少期から17歳までのほとんどを中国で、中国語を使用して生活してきました。両親とは韓国語で会話しています。日本語の勉強期間は2年もない程度です。ですから、母語は中国語と韓国語になります。このようなRさんの指導は、いろいろと教えてもらったり、考えさせられたりと、私自身もとてもためになるものでした。

 最初に驚かされたのは、中国の中高生の勉強量でした。受験生でなくても、学校で朝の8時から夜の10時まで、文字通り朝から晩まで勉強しており、それが普通だといいます。日本の高校生の勉強量の少なさに逆に驚いたとのことです。
 このように、中国では夜まで学校で勉強するため、部活動や課外活動というものがないそうです。帰国子女入試のような人物重視試験では課外活動等も問われるため、これに答えるためには少し工夫が必要になりました。
 また、以上のような学校制度が影響しているのかどうかはわかりませんが、入塾当初Rさんは大学で何を学びたいのか、将来何をしたいのか、という目的、目標がなく、勉強は大学合格するための手段というふうにしか捉えられていませんでした。このこともまた、目的意識、主体性が重視される人物重視試験においては不利な要素でした。

 その一方で、物事を論理的に考える力は高いものがありました。また、日本語能力も短期間でよくこれだけのレベルに達することができたなと思えるほど高いもので、本人が考えているほど不利な要素ではありませんでした。

 以上から、リシュでは小論文、面接、志望理由書の指導を通して、将来の目標や大学への目的意識を持ってもらい、それを具体化していくこと心がけました。当初、多くの仕事やビジネスチャンスがあるかもしれないという理由で情報系学部を考えていたようですが、勉強は好きではないが化学だけは好きだということに気づき、小論文を書く中で環境問題に関心が向き、将来は環境問題を解決できる物質の生成を研究したいという目標もできて、応用化学系の学部に目標を定め、無事志望校に合格することができました。

Rさんへ 改めて合格おめでとうございます。慣れない日本語での受験勉強は本当に大変だったと思います。化学物質の名前を中国語で覚えたのに、また日本語で覚え直さないといけないのが大変だ…と言ったときに想像を絶しすぎて笑えてしまいました…本当によく頑張りましたね笑
 何度も伝えてますが、3か国の文化的背景の下に生まれ育ったのは強みで、これからきっと活きてくることだと思います。Rさんが当たり前と思っていることも、他の人にとっては当たり前ではないことが多いはずです。そのときはぜひ教えてあげてください。そういう架け橋のような役割もRさんならきっとできることでしょう。大学生活は思いっきり楽しんでくださいね!(屋良)

【大学受験】小論文対策実施中

 現在リシュでは総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜の小論文対策を必要とする生徒を募集しております。

 リシュは短期間での小論文対策を得意としております。やる気さえあれば(あるいはなくても)、短期間でも実力を伸ばすことができます。(ただし、試験まで2か月未満の方はすぐに動き出してください)。

 面接が必要な方には同時に面接対策も行っております。生徒と講師の距離が常に近いのでいつでも質問、会話ができますし、講師が常に問いかけることで自然と面接への対応力をつけることができます。

 短期間での対策において重要なことは時間を無駄にしないことです。小論文対策、面接対策を探している方はリシュまで気軽にご相談ください。

【大学受験】総合型・学校推薦型選抜対策

一般選抜に先立ち、総合型・学校推薦型選抜シーズンに入っています。

リシュでは総合型・学校推薦型選抜の受験生に関しては直前期の入塾も歓迎しております(本当は少し余裕を持って準備したいのですが…)。志望理由書・小論文・面接の対策にお困りの方はぜひご相談ください。

休校のお知らせ

7月29日㈪から8月2日㈮まで休校になります。

この間はメールにてご用件を承りますのでよろしくお願いします。

メールアドレス:lishuhrd@gmail.com

担当:屋良

【公務員試験】SCOA対策

近年の県内市町村の公務員試験の変化を受けて、リシュではSCOA対策を強化しております。

SCOAは言語、数理、論理、常識、英語からなる120問を60分で解く基礎能力検査です。従来の公務員試験と比べると、個々の問題は比較できないほど簡単なものからなりますが、解くスピードが求められる試験だといえます。

県内でも従来の公務員試験に代えてSCOAを導入した自治体が増えてきました。様々な人材を確保するためにハードルの低いSCOAを導入しているのでしょう。実際に、SCOAは2か月ほどで対策できるので、公務員試験に専念できない方や民間での就職をメインに考えている方でも準備しやすい試験だといえます。

SCOAでの受験を考えている方や試験内容がわからない方などに向けて、リシュでは体験授業を実施しております。興味を持たれた方は気軽に電話、メールにてお問い合わせください。