【合格体験記】沖縄県警察官A(大卒)採用試験合格 Kさん(大学4年)

私は、リシュでの学びと独学での地道な努力により、今年の沖縄県警察官採用試験の一次試験を1位で通過し、総合10位で最終合格して第一志望の沖縄県警から内定をいただきました。

リシュでは主に数的処理をメインに学習しました。私は高校から文系で、数学がとても苦手でした。特に数的推理の図形や空間把握は難しく抵抗がありました。そこでリシュでは、私が苦手とする図形の問題を中心に学習しました。わからない問題があると先生はすぐに答えを教えるのではなく解くためのヒントを与えてくださるので、自分でひらめく力がついたと感じました。復習として中学数学のプリントも解きました。正直、「これはやる必要があるのか」と疑いながらも解き進めるうちに、自分が図形の面積や相似を忘れており、つまずいている原因がそこにあることに気づきました。

リシュのおかげで次第に数的処理に自信がつき、独学でもいけると思い休塾と通塾を繰り返しながら試験に挑みました。私は暗記が得意で、特に人文・社会科学の重要単語や間違いやすい用語・キーワードなどはまとめて、呪文のように唱えて必死に覚えました。また、数的処理も単に解くだけでは集中力が持たなかったため、好きな音楽を聴きながら問題を解きまくりました。その甲斐あって、教養試験は全体1位の点数を取ることができました。

二次対策は思っていたよりも準備期間が短く、一次試験と並行して対策すべきだったと後悔しました。それでも面接カードは先生と一緒に作成し、自分の良さを最大限にアピールできる内容に仕上げることができました。自分自身を見つめなおす良い機会にもなりました。小論文は、試験前一週間は一日一テーマ出してもらい、メールで採点と改善点をいただいたおかげで、本番も自信を持って取り組めました。面接練習では、表情が硬く、「もっとリラックスして」とアドバイスをいただきましたが、本番ではガチガチに緊張して十分に力を発揮できませんでした(笑)。

今振り返ると、大学3年次から本格的に始めた試験勉強期間はあっという間でした。試験直前期は一日10時間ほど勉強しました。午前中は市立図書館で勉強し、午後は家で勉強して、夕方にはランニングをしてまた家で勉強する日々でした。試験が終わった今は、安心と少しの寂しさが入り混じった気持ちです。私は心配性で、一次試験が終わった後も不安が続き、面接が終わった後は想定外の質問にうまく答えられなかったことから落ちたものだと思っていました。しかし、屋良先生や家族、そして彼女にも励ましてもらい、不安を払拭することができました。支えてくれる人の大切さを改めて実感しました。最終合格発表を見た時はとても嬉しく、お世話になった方々に報告すると、皆が喜んでくれ、今までの努力が報われた喜びを噛み締めました。

私はリシュに入塾して本当に良かったと心から思います。自分のペースで通塾でき、わからない問題や面接カード、小論文、面接対策まで、屋良先生が親身になって手厚くサポートしてくださりました。

最後に、屋良先生、約一年間本当にありがとうございました。リシュは、あの鹿屋体育大学に合格したK君がおすすめしていたので、間違いないと思っていました。先生はとても知的で、ほかの塾生への指導の様子を聞いても、幅広い分野で教えていることが伝わり、いつも感心していました。先生、お世話になりました。立派な警察官になって、リシュに遊びに行きますね。

【講師よりコメント】

Kさんが体験授業に来たときは、まだ市役所職員と警察官のどっちを目指して勉強するか迷っていたときでした。地域の人と関わりながら役立てる仕事をしたいとの言葉の本気さに、どの塾に入ろうが入るまいが、またどちらを受験することになっても受かるだろうなと感じさせられました。

Kさんの場合、リシュが支えたといえる部分はほとんど無いと思いつつも、教養試験で1位、しかも上級試験で9割近く得点(前代未聞⁉)した勉強方法を残したくて今回合格体験記をお願いしました。通塾は数か月空くのが普通で、その間の勉強については大まかな方針をアドバイスをすることはあっても細かく指示したことはありません。リシュに来るときは数的の図形の勉強方法や自然科学の得点戦略など、いわゆるメインどころの対策ではありませんでした(リシュでは数的の図形や自然科学はコスパが悪いので苦手な人は捨てさせている)。合格体験記を見るとわかるのですが、メインどころは十分勉強しつくしてたのですね。リシュに来た時には必ずどのぐらいのレベルの問題まで解けるのか確認していたのですが、上級行政や国家の問題も難なく解いていたのでその時点で合格は確信していました。

本人がいう心配性な性格が一次試験の勉強、二次対策の小論文に関しては良い方向で働いて対策し尽くすことができたのだと思います。しかし、面接練習では逆にそれが固さの原因となり、内容が良かったときでもなぜか「ダメだー」と落ち込みそれを引きずる悪循環が続きました笑 心配性を克服する時間は取れなかったことから、「なにかあったら深呼吸」という作戦?しか立てられませんでしたが、おそらく事前に台本をきちんと用意できたことと人柄と熱意で最低限の点数は確保できたのだと思います。

二次試験終わった後も、「落ちたので役場の勉強方法教えてください」とメールがきて、そんなわけないだろと思いながらも真剣を装った口調でそれからの過ごし方をアドバイスしました笑 

Kさんへ 合格報告をみんな喜んでくれたのは納得というか本当にかなり周りは嬉しかったと思います。そんな周りに恵まれているのはKさん自身のおかげ(他人は鏡とも言うしね)だとも思っています。
仕事は体第一で!職場でも憧れの駐在所勤務でも多くの良い出会いに恵まれることを願っています。そのときにはリシュの生徒と一緒に見学させてください!

P.S.要望のあったおすすめの刑法、刑事訴訟法、その他教養本は後日メールします(屋良)

【合格体験記】大阪学院大学法学部 総合型選抜合格 Nさん(高校3年)

大阪学院大学法学部 総合型選抜合格

桃山学院大学法学部法律学科 総合型選抜合格

 私は高校3年の10月にリシュヘ小論文を勉強しに入塾した。大学の試験が小論文だったからだ。入塾するまで小論文の書き方が一つもわからなくて、文章の構成の仕方等を教わった。色々な題材の課題文を読み、私は今までの経験に基づいてテーマについて考え、文字におこしていることがわかり、未経験で未知な課題文は現実的な視点とそこから考えられる私の考えを中心として書いた。語彙力と表現力を少しずつ身につけられるようになり、屋良先生と会話することで、自分がどういう風に物事を考えているのか具体化することができるようになり、小論文を書くのだったり、先生との会話、リシュに来ることが楽しかった。自主的に勉強することは今でも苦手だが、リシュでの勉強は紙とペン以外にも屋良先生との対話で考えを深め思考力を養うことができた。小論文の対策は必要なくなり、次はプレゼンの自己PRを手伝ってもらうことになった。私は試験内容が自己PRでよかったと今は思っている。最初は嫌々だったけど、自分自身を見つめ直すいい機会となった。先生から「なぜそう考えるのか」という質問をたくさん言われ、そのたびに熟考して、自分という人間について理解が深まっていき、自分以外の人だけでなく自分自身にも興味がわいてきて、あやふやでアバウトだった自分が確固なものになっていった。先生とは勉強の話以外にも私の学校の話だったり、関係のない話をたくさんしたり、私のおすすめのお菓子をあげたり、先生からおすすめの本を貸してもらったり、他の塾とはとても異なり楽しかった。大学に合格して、合格体験記を書いている今日もリシュに来た目的は先生からの本を返却してまた貸してもらうためだ。リシュに入って視野が広がって、考えも深まって、自分についてよく知れて、私は屋良先生に出会うことができて良かった。とても楽しくて、リシュがある日は塾に行くことも苦じゃなく、毎日がたのしかった。ありがとうございます。お世話になりました。

【講師よりコメント】

 最初の授業で、著名な心理学者の「人の心はわからない」との趣旨の文章を読ませ、400字程度の意見文を書いてもらいました。そのときにNさんは「いいえ、人の心はわかります。」ときっぱりと言い切り、面白い子だなと思ったのが最初の印象です。その後もユニークで面白い文章をたくさん書いてくれました。そのどれもが、自身の目で現実をまじまじと見つめ、そこから感じ、考えたことを等身大で表現しようとしたものでした。あまりに真剣に向き合うために書けないことも多くありました。加えて言葉にも敏感で、1つの言葉に1時間以上考えこむこともありました。Nさんに必要なのはこれまでの経験から感じたこと、考えたことを整理し言語化していくことと、その言語化するための語彙を身につけることでした。

 Nさんが体験記で書いてくれているように、塾でのやり取りは楽しいもので、私にとっても気づかされ、学ぶことが多い時間になっていました。Nさんは授業中にひらめいた様子を見せることが多く、会話の途中で感動して涙することもあるような感動屋さんでもありました(結局何に感動したのかわかりませんでしたが…笑)。きっと私が意図した何倍も多くのことを自身で汲み取り、学んでいたのだと思います。

この合格体験記に関しては800字余りを40分程度で書いてくれました(Nさん最短記録!)。最後の「リシュがある日は塾に行くことも苦じゃなく~」はおそらく誇張してますね。笑

Nさんへ
 器用でもぶっつけ本番じゃできないこともあるので、入念な事前準備と日ごろの努力も重要ですね!(なかなか練習したがらなかったから…今後のためにまずこの言葉を残しておきます!)

 現実から目をそらすことなく、そして自身を偽ることなく立ち向かう姿勢を尊敬しています(勉強以外)。大学生活で多くの出会いやさまざまな経験があることを願いながら、Nさんの人生がさらに豊かになって帰ってくるのを楽しみに待ってますね。
食事はきちんととってくださいね!美味しいグミありがとう。(屋良)


 

【合格体験記】東京理科大学理学部第一部応用化学科 帰国生入学者選抜合格 Rさん(高校3年)

東京理科大学理学部第一部応用化学科 帰国生入学者選抜合格

  • 青山学院大学理工学部化学・生命科学科 海外就学経験者入学者選抜合格
  • 工学院大学先進工学部応用化学科 海外帰国生特別選抜合格

 私は子供の時から中国で育ち、高2の時日本の大学に入学することに決め、高2の終りに帰国しました。私は長時間海外で生活したので、日本語の表現力が非常に低く、高1の時ひらがなもちゃんと書けないでした。帰国前1年間日本語の勉強に取り組み、帰国後さらに半年間日本語学校で外国人と日本語を学びました。帰国生も留学生も言語の学習が先です。私の日本語の勉強法は主に語彙力と会話に分かれています。語彙力の強化については、単に単語を覚えることではなく、これらの単語はどんな時使えるのかを考えます。会話シーンを想像すれば、深く記憶に残り、自然に語彙力が強化されます。最初は日本語で表現できなくて、お母さんが助けてくれるし、他人も理解してくれますが、私は「自分を理解してもらうより、自分を向上させる」という考えを持って会話力を上げました。言語を学ぶなら恥ずかしがらないでください。

 受験の6か月前になり、小論文と面接の対策のためリシュに入塾しました。入塾するまで小論文を書いたことないでした。私が小論文の課題文や問題を読み取れないとき、わかりやすい言葉を使って説明してくれて理解しやすいでした。また面接で聞かれる可能性の高い質問を教え、どういう風に答えるのかを指導しました。入塾前は単に大学で化学を学びたいと思いましたが、入塾後、先生の指導より自分の目標、社会中での化学の役割、志望理由などを明確出来るようになりました。小論文も最初スマホを利用しながら書きましたが、半年の学習を通じて指定された時間内で携帯を使わずに書けるようになりました。小論文は指定された時間内で書けるためには、多くの専門知識が求められます。自分の学科に関する文献を多く読み、理解すれば、試験で早く論点を出して論述できるようになります。

 先生の指導も重要ですが、課外で多量の練習は不可欠です。面接官からどんな質問されてもスムーズに、全面的に回答し、個性的なことを見せて自己アピールしましょう。受験勉強は辛いと感じることもありますが、小さな目標を立てて達成していくことで自信につながります。焦らずコツコツ頑張ってください。

【講師よりコメント】

 Rさんは幼少期から17歳までのほとんどを中国で、中国語を使用して生活してきました。両親とは韓国語で会話しています。日本語の勉強期間は2年もない程度です。ですから、母語は中国語と韓国語になります。このようなRさんの指導は、いろいろと教えてもらったり、考えさせられたりと、私自身もとてもためになるものでした。

 最初に驚かされたのは、中国の中高生の勉強量でした。受験生でなくても、学校で朝の8時から夜の10時まで、文字通り朝から晩まで勉強しており、それが普通だといいます。日本の高校生の勉強量の少なさに逆に驚いたとのことです。
 このように、中国では夜まで学校で勉強するため、部活動や課外活動というものがないそうです。帰国子女入試のような人物重視試験では課外活動等も問われるため、これに答えるためには少し工夫が必要になりました。
 また、以上のような学校制度が影響しているのかどうかはわかりませんが、入塾当初Rさんは大学で何を学びたいのか、将来何をしたいのか、という目的、目標がなく、勉強は大学合格するための手段というふうにしか捉えられていませんでした。このこともまた、目的意識、主体性が重視される人物重視試験においては不利な要素でした。

 その一方で、物事を論理的に考える力は高いものがありました。また、日本語能力も短期間でよくこれだけのレベルに達することができたなと思えるほど高いもので、本人が考えているほど不利な要素ではありませんでした。

 以上から、リシュでは小論文、面接、志望理由書の指導を通して、将来の目標や大学への目的意識を持ってもらい、それを具体化していくこと心がけました。当初、多くの仕事やビジネスチャンスがあるかもしれないという理由で情報系学部を考えていたようですが、勉強は好きではないが化学だけは好きだということに気づき、小論文を書く中で環境問題に関心が向き、将来は環境問題を解決できる物質の生成を研究したいという目標もできて、応用化学系の学部に目標を定め、無事志望校に合格することができました。

Rさんへ 改めて合格おめでとうございます。慣れない日本語での受験勉強は本当に大変だったと思います。化学物質の名前を中国語で覚えたのに、また日本語で覚え直さないといけないのが大変だ…と言ったときに想像を絶しすぎて笑えてしまいました…本当によく頑張りましたね笑
 何度も伝えてますが、3か国の文化的背景の下に生まれ育ったのは強みで、これからきっと活きてくることだと思います。Rさんが当たり前と思っていることも、他の人にとっては当たり前ではないことが多いはずです。そのときはぜひ教えてあげてください。そういう架け橋のような役割もRさんならきっとできることでしょう。大学生活は思いっきり楽しんでくださいね!(屋良)

【合格体験記】浦添看護学校 推薦入学試験合格 Mさん(高校3年)

浦添看護学校 推薦入学試験合格

私は、受験の3カ月前に入塾しました。文章を書くのが苦手だったので早めに対策を行いました。入塾して最初の時は、看護学校を目指す際の看護の知識も知らなかったので、自分の考えが表現できなくて400字の小論文も書くのが難しかったです。また、問題の趣旨を読み取ることが苦手でした。ですが、先生から看護の姿勢に対するアドバイスをもらったり、資料や解説を参考にして看護師の仕事で大切なことを学ぶことができました。小論文の数を重ねていくことで、自分の考えをかけるようになり、自分なりの小論文の型を作ることもできて800字書けるようになりました。同時に、小論文対策を通して看護と向き合うことで、私が目指す看護師像を明確に持つことができました。

面接対策では個人面接、集団面接どちらも対策しました。個人面接は、受験で聞かれる質問や少しアドリブを入れた質問の練習をしました。集団面接は、3人一緒に面接し、自ら手を挙げたり、他の子の発言に対して良いところや疑問に思ったことを質問する練習もして、面接でどんなことを聞かれてもその場で自分の思いを言えるように先生が対策してくれました。

受験当日、小論文は時間内で800字書くことができ、面接では集団面接の対策をしたかいもあって、緊張はしましたが今まで準備してきたことを発揮することができました。結果発表までドキドキでしたが、無事合格することができました。先生、本当にありがとうございました。

【講師よりコメント】

Mさんは入塾当初、文を書くことに強い苦手意識がありました。対策は、まずそれを払拭するために、口頭での簡単な質問に対する答えと理由を2、3行で書く作業から始めました。書くことに強い苦手意識がある生徒に対しては、会話をしながらその内容を書かせる作業をさせることがあります。話すことと書くことは言葉を使って考えることであり、伝えることであるという点で変わらない、ということを感覚で身につけさせるためです。質問は絶対に答えられるものから徐々に複雑な思考が必要なものに変えていきます。地道なやり取りになりますが、これを経ると、全く書けなかった方でも400字程度ならすぐに書けるようになります。それから小論文を教えていくことになります。Mさんもこのような過程を経て、2か月程で800字の小論文を安定して書けるようになりました。

看護系の小論文指導では、「ケア」や「QOL」などの看護の基礎概念について考えさせるテーマの小論文を必ず書かせています。看護師がどのような仕事をしているか、看護とはなんなのか、ということを自分なりに考えることは目標をしっかり見定めるのに必要だからです。そして、それが小論文や面接にも活きると考えているからです。
面接練習では、基本的な質問に対する台本は準備した上で、その場の会話として相手の質問の意図を読み取り、それに応えるように考えながら話すことを心掛けさせます。ときには予想もつかないような質問も加え、その場で考える姿勢を意識付けます。
Mさんはこのような指導側の意図を理解し、すべて真摯に取り組んでくれました。

Mさんへ 改めて浦看合格おめでとうございます。小論文、面接ともに入塾当初はとても自身なさげだったのに、直前には堂々とハキハキとしていて、3か月でこうも変わるのかと若者の伸びしろを見せつけられました!入学後についてさんざん脅しましたが、Mさんなら寝不足になることなく3年間過ごせるんじゃないかな。体第一でがんばってね。(屋良)

【合格体験記】鹿屋体育大学体育学部 編入学試験合格 Kさん(大学2年)

鹿屋体育大学体育学部 編入学試験合格

小論文対策で塾選びをしている皆さん、こんにちは。僕は、文章力も語彙力も思考力も皆無と言っても過言じゃない状態で、リシュに入塾させてもらった者です。リシュと屋良先生には、何から何まで面倒を見てもらったので、ひたすら感謝する合格体験記になると思いますが、是非最後まで読んで欲しいです。

  入塾を決めさせてもらったのは、「ここなら、受からせてもらえるんじゃないか。」という直感でした。と言うのも、体験の時に僕が全く知識のないまま小論文を書いた際に、指摘する所は多くあったはずなのに、必要最低限のアドバイスで自分で考えることに重点をおいてることを理解し、一瞬にして自分で考える力が着いたと実感したからです。そして、僕の弱点を先生が理解してくれて、克服させるために本を貸して下さりました。先生が言ったことを、素直に聞いて実行するだけで力が着くことを身に染みて感じる内に自信を持ち始めました。しかし、所属大学との両立に苦しむ時期があり、実力と感情の振り幅がとても大きかったです。 

 試験直前期でも酷い内容の小論文を書いたこともありました。ですが、これまでやってきた内容を整理して頭をクリアにすることで、本番はこれまで取り組んできたことが十二分に発揮出来ました。結局、何が言いたいかと言うと、「先生に言われたことを素直に取り組めば大丈夫。」ということです。調子の波があっても日々絶対に実力はついています。

 また、小論文だけでなく、志望理由書や面接も先生に面倒を見てもらいました。志望理由書に関しては、授業外でメール対応してもらい、面接に関しては、早めに来て面接練習して下さいました。このことから、生徒を合格させるために先生が最善の対策をしてくれていることを強く感じ、この恩を結果で返したい気持ちが非常に強まりました。受験直前に関しても、受験当日にやるべき事をメールで連絡下さり本当に最後の最後まで、強力なサポートをしてもらいました。 

  上記の内容から、合格する上で最も重要なことは、「この人の為にも合格したい」という思いが重要だと思います。特に僕は、自分に弱い人間なので、この思いが、頑張る活力となりました。持ち上げ過ぎな合格体験記かもしれませんが、素直に聞き入れて欲しいです。笑 

改めて、屋良先生ありがとうございました!

【講師よりコメント】

生徒に合格体験記をお願いするときは、何年後かに読み返したとき懐かしくなるような内容、他の人が読んで参考にできる内容で塾の宣伝にならないようお願いしているのですが…うーん、この内容じゃ怒れないですね…文面からわかるように素直でとてもいい子なんです笑

Kさんは現在も県内の大学に在学中ですが、昨年は通学しながら鹿屋体育大学を一般受験しています。大学と受験の両立は難しかったようで合格できずに、それならばと今回編入試験に挑むことになりました。

入塾当初は「文章力も語彙力も思考力も皆無」とまでは言いませんが、体育系学部の知識はなく、文章力も国立大の編入学試験に対応できるレベルにはありませんでした。そこで、最低限の知識を入れること、そしてその知識から発展させて考えられるようになることを基本方針にしました。国立大の入試は高倍率の競争試験になるので、知識をただ吐き出すだけでよい文章力では足りず、自分の頭で考える力とそれを的確に表現する力が必要になるからです。
体育系や医療系など特化型の学部は、社会系学部と違って知識として押さえる範囲は狭く限られています。なので、その分野の本を2冊とスポーツ庁のホームページ、他大学の過去問等から得られるもので知識としては十分でした。しかし、ある知識から発展させて考えるということは、普段から物事を注視し、洞察するような限られた者以外には、なかなかハードルが高いように感じます。本人が最も苦労したところだと思いますし、私もあれやこれやと工夫しました。地道に、時にはサッカーの例を出しながら(お互いサッカー部出身)、話し合い続けた結果、合格したのでおそらくそのような力もついているのだと思います(不安)

K君へ 合格してホッとした人BEST3に入ります。 合格体験記を1,000字程度も書けているのを見て感動しました(試験は600字程度だから)。その気持ちにね。本当にありがとうございました。そして改めて合格おめでとうございます。これからさらにたくさんの人と、すごい人達と出会うはずなのでそのままでがんばって!この先どのような道に進むにしても応援してます。5年ぐらいでサッカースクール作ってもらえたら息子達通わせられるのでありがたい!(屋良)

【合格体験記】琉球大学法科大学院 入学者選抜試験(C日程)合格 Nさん(社会人)

琉球大学法科大学院 入学者選抜試験(C日程)合格

 私はロースクール入試対策で、リシュに入塾しました。初めて先生に連絡した時、ローの入試に特化した塾ではないから別のところでやった方がいいと思います。と言われたのを覚えています。でも、とりあえず体験してみたく、お願いして、一度体験授業を受けさせてもらいました。入学試験まで約3ヶ月と少し前の出来事です。体験授業で小論文を書く時、私は法律のことももちろん全く知らないし、本も読まない。新聞も読まないし、ニュースも見ない。さらに、小論文なんて人生で書いたことがなく、結局初めての小論文は一文字も書けませんでした…。課題文に対して自分自身がどう思っているか、何が分からないのかも分からなくて、文章にすることができない私に、先生が口頭で課題文に対する質問をしてくださり、私がどう思っているか、何がわかっていないのかを引き出し、説明してくれました。説明もとてもわかりやすく、この時、私の学習について真剣に考えてくださった先生のもとで学びたいと思い、入塾を決意しました。

 入塾し、入試まで残り3ヶ月という短い期間で私がやったことは、まず小論文でよくでるネタ本を一冊読み、読むだけでなく、内容を参考に小論文を毎日2〜3本書くということをやりました。間違っていても、とりあえず自分の頭で考えて書くことが実力をつける方法だと考えたからです。塾へは週に一回通い、自分の書いたものを添削してもらい、先生が選んでくださった課題をやっていました。その後も小論文の課題本を何冊か読み、問題をとき、塾で添削してもらうということを繰り返し、徐々に完成度の高い小論文が書けるようになりました。私は考え方が甘いところがあり、もうこれで完璧!楽勝!などと考え、自信満々で課題を提出することも多々ありました。しかし、課題提出のたびに様々な指摘を受け、凹み、まだまだもっと頑張らないといけない、と自分を律することができました。入試までの3ヶ月間は毎日ほぼ一日中入試の対策をしていました。小論文についての対策以外にも、ニュースを見たり、新聞や本、漫画を読んだり、必要な知識をつける為、自分が考えつく限りのことはすべてやってきました。その甲斐もあり、全くの素人の私でも合格することができたのですが、私一人の力では到底無理な挑戦でした。勉強は基本的には自分でするものですが、きちんとした指導者がいないと正しい勉強ができないと思います。先生はそれぞれにあった勉強のやり方を真剣に考えてくださり、的確な指導をしてくださります。今回の合格は先生のご指導のおかげであり、心から感謝しております。本当にありがとうございました。

【講師よりコメント】

Nさんから受験相談を受けたのは10月下旬のことでした。法科大学院とは卒業すると法曹(裁判官、検察官、弁護士)資格を得るための司法試験の受験資格を得られる大学院で、県内には唯一琉大のみに設置されています。県内の文系入試では最も高い難易度になります。その中でも1月のC日程という非常に枠の狭い試験(定員2名、A日程8名、B日程6名)を受けたいとのことだったので、少し怯んでしまって実績もないし他のところを探したらどうでしょうと言ったのを覚えてます(笑)不安はありましたが、初回授業時に体験授業で書けなかった小論文を再度自主的に書いてきており、それを読んだときに早くも「いけるかも」と思わされました。体験で話し合った反省が忠実に表現されている内容で、それは論理力、表現力が既に備わっているからこそ書けるものだったからです。さらに、行間を読むことができる高い読解力があることもすぐにわかりました。対して、弱点はこれらとはアンバランスなほどの知識不足で、知識がないゆえに思考を深められない状態にありました。これを克服するために自身で考えて課題文付きの小論文対策本4,5冊程をきっちり仕上げました。本当にすごい頑張りでした!が、それを添削するのは超大変でした!(添削するには答案だけでなく課題文も読む必要があり、長い課題文のついた答案を毎回5通ぐらい持ってきた。。。笑)直前一か月でとにかく過去問を、何度も解けたのは良かったです。考え方、書き方が安定しました。司法試験でも今回の経験が生きてくれたら嬉しいですね。志望理由書、面接対策では紆余曲折しましたが(かなり悩ませてしまったと思います、すいません)、それでもしっかり準備をしたこと、最終的には自分らしくやる方向にしたことが結果につながったのだと思います。

Nさんへ 本当によくがんばりました。という言葉しか出てこないぐらい頑張りましたね。でも法科大学院入ったらこれが3年間・・・笑 その信念と実行力があればきっと司法試験も大丈夫でしょう。院ではいい先生に出会い、迷わず突き進めるといいですね。長所(結局今も自覚ないはず)を活かして将来活躍することを願ってます。
また、この経験は私にとっても自信になりました。体験記に書いてくれたような的確な指導だったかはわかりませんが、真剣に考えたと思ってもらえ嬉しいです。難しいミッションだったがゆえ力が入ったのは事実です笑 貴重な経験をさせてくれて本当にありがとうございました。楽しい3か月でした。(屋良)

【合格体験記】沖縄県庁(上級行政)最終合格 Mさん(社会人)

沖縄県庁(上級行政)最終合格

 これまで私は県庁と市役所の採用試験をそれぞれ数回受験してきましたが、一次試験合格に10~20点足りずに不合格といった状況が続いていました。大学の学内講座や大手予備校を利用したこともありましたが、私は映像学習にも大人数講義形式の学習法にも馴染めず、どちらも長続きしませんでした。昨年度の受験では独学で自分なりに頑張ってみたのですが、得点は県庁・市役所どちらも合格点には十数点及ばない結果に終わってしまいました。

 私のアキレス腱は専門科目にありました。大学の受験勉強などで多少なりとも知識のベースがある教養科目はともかく、これまで関わることの少なかった法律や経済学の知識が問われる専門科目はどう勉強してよいかわからず、ノウハウとモチベーションの両面で行き詰っている状況でした。そんな状態の私がリシュに通い始めたのは3月のことです。過去問を解いて今の実力を見ていただいたうえで、専門科目の憲法・民法、ミクロ・マクロ経済学を重点的に指導していただくことになり、まずは憲法とミクロ経済学の易しい参考書を一冊終わらせることを目標に取り組み始めました。

 どちらの科目もほとんど一からのスタートでしたが、先生は毎回わかりやすく教えてくださいました。私は参考書や問題文中に仕組みが理解できなかった部分や疑問に思ったことがあると(たとえ試験に直接関係のない事柄であっても)どうしても気になってしまうタイプなのですが、先生はそのような質問に対しても法学なら根拠となる条文や判例を引いて、経済学なら実際に該当する財や消費者心理を例にとって一つ一つ説明してくださいました。実際の事例とリンクして考える経験ができたことで、試験問題で理解を問われる原理原則をスムーズに飲み込むことができたのだと思います。苦手だった法学と経済学でも得点できるようになり、初めて一次試験を突破することができました。

 沖縄県庁上級行政二次試験の試験科目には小論文と集団討論、個人面接があります。私は文章を書くのが苦手だったので、小論文に関しては知識面より文の構成や展開に重点を置いた小論文対策を行いました。集団討論・面接対策は自分の強みやアピールポイントを生かせるようなアドバイスを頂けたように感じました。本番では緊張こそしましたが自然体でよどみなく答えることができ、思っていた以上の得点で合格することができました。

 入塾したのが試験4か月前という遅いタイミングだったため今年度中に合格するのは難しいと考えていたのですが、先生のご指導のおかげで無事に合格することができました。私の場合、試験対策というより「その学問分野について教えてもらっている」という、塾よりも大学のゼミに似た感覚がありました。教室に通うたびにこれまで距離を感じていた法律学や経済学と自分とのつながりを意識するようになり、それが学習モチベーションの向上や応用力の向上につながったのだと思います。

 思い返すと、私は非常に手のかかる生徒だったかと思います。そんな私を合格まで導いてくださり、勉強の楽しさまで教えてくださった先生には感謝の思いでいっぱいです。大手予備校でも独学でも伸びなかった私はきっとリシュだから合格できたのだと思っています。本当にありがとうとざいました。

【講師よりコメント】

 先日、3年前に卒業した生徒がサプライズで遊びに来てくれました。しかも、渡すのを忘れていたという2パターンの合格体験記を持ってきてくれたので両方ともありがたく頂戴して、よりMさんっぽい方を掲載させて頂きました。相変わらず面白いしゃべりに、一緒にコーヒーを飲みながらゆくってばっかいたことばかりが思い出されたのが、帰った後に体験記を読むとじわじわと当時を思い出すことができました。

 体験記にある通り、Mさんはよく面白い質問をしてくれました。それに十分に答えられたかどうかは覚えていませんが、試験対策というより学問として一緒に楽しめたのはよく覚えています。学生時代は専攻分野に本格的に取り組んでいたようなので学問としてアプローチする方法が効果的だったのですね。ちなみに私も自身の大学受験を経てからは試験対策より学問するほうが性に合うようになりました(試験対策は辛い…のでリシュでは科目が面白くなるよう工夫する努力をしています)。ただ、独学の方は学問として深入りすることには注意が必要です(時間がいくらあっても足りないのである程度の理解で切り上げるべし)。文章が苦手と書いてますが、体験記を読めばわかるように文章はかなり上手く受験者の中でも最上位だったと思われます。知識も豊富で、特に専攻分野については私もいろいろ教えてもらっていました。しかし、この体験記はやり過ぎ(リシュを上げ過ぎ)です!

Mさんへ まさか3年越しの合格体験記を手にするとは思いもしませんでした。本当にありがとう。卒業後一度メールしたときに、忙しい中メールを返してくれたこともありがとう。もっと大人になってるかなぁと思っていたけど変わらず(いい意味で!笑)、仕事にも周りにも恵まれて順調なようで安心しました。またY君とでも一人でも遊びに来て!(屋良)

【合格体験記】那覇市役所(消防職)最終合格 Oさん(社会人)

那覇市役所(消防職)最終合格

僕の簡単な自己紹介をすると、これまで那覇市の消防吏員を目指して5回受験し、全て一次で落ちてました。その落ち方も毎回ボーダーギリギリで落ちていたので、来年は大丈夫とずっと独学で勉強してました。しかし受験年齢も差し迫り、受かる保証もないので、公務員塾で調べた結果、ここの〝Li-Shu HRD(リシュ)〟が働きながら通える条件にも良さそうだったので、入塾を決めました。

 結論から申し上げますと、ここの塾のおかげで合格することが出来ました。塾の流れは先生から与えられた課題をこなしていくものでしたが、この課題が実に的確で、僕の苦手分野を付いていくような指導をしてくださいました。ここが参考書との睨めっこでは決して埋められない、塾での個人授業の強みだと感じました。毎週塾に通い、数的処理を主に行い、それ以外は自分で暗記科目を進めていく流れで試験まで進みました。その甲斐あって、初めて一次試験を通過することが出来ました。

 二次試験に至っても、重要な論文、個人面接の分野でもしっかり対策していただき、初の二次試験でもさほど気負いせず臨むことができ、結果として最終合格をいただきました。

 本当もっと早く通えば良かったと心底思ってます。僕が勉強する上で大事にしたのはリズムです。オンオフをしっかりして、出来る日と休む日を明確に決めて効率良くやりました。中途半端が1番良くないです。1年間独学で勉強していくのはなかなか厳しいものがあります。無理なく続けられる方法をご自身で確立していくのが1番です。僕の場合、毎週の塾が上手く噛み合っていいリズムが作れたと思ってます。
 二次試験の面接ですが、人と話すのは元々好きだし得意な方でした。それは僕の性格や経験から形成されてると思うので、それが苦手な人もいるでしょう。それを克服するためには積極的に他人と話すようにする。これに尽きると思います。例えば店員さんだったり、分からなければ施設の職員に訪ねるなど。こう言った積み重ねが人と話す緊張感を無くしてくれます。
 長くなりましたが、一次試験は自分との闘いです。ここを突破しなければ何も見てもらえません。
しかし勉強だけ出来ても受からないので、人と話す癖をつけていれば二次試験も大丈夫だと思います。

 冒頭にも言いましたが、僕は5回一次で落ち、6回目で合格しました。最後まで諦めず、夢を勝ち取ってください。同じ境遇の人の励みになれれば幸いです。
 本当にありがとうございました。

【講師よりコメント】

体験授業に来た時点ではわかりませんでしたが、本授業に入ると数的推理の解き方に迷いがあることがわかりました。そこで全て方程式でゴリゴリ解く方法を教えると期待以上に早く習得してくれて、入塾2か月では多くの問題を方程式のみで解けるようになりました。その後はテーマを潰しながら弱いところを強化していくという方法で順調に実力を伸ばすことができました。
那覇市消防職の二次はかなりの難関ですが、これも難なくクリアしてくれました。体験記には話すのが好きだからと書いていますが、実際は快活で律儀で大人としてお手本のような方で中身も伴っています。私も見習う部分が多々ありました。

Oさんへ 改めて、長年の目標・夢の達成おめでとうございます。大人でも、強い気持ちを持って挑戦することはすごいし、素晴らしいと間近で感じさせられました。体験記を読んで、私も挑戦しようという気になりました!笑
いろいろな話をしながらの授業で生徒というよりは仕事の後輩ぐらいな感覚だったので、これから更に楽しく活躍していくんだろうなーと容易に想像できます。那覇市消防吏員として活躍しているところを消防車好きな息子と応援しに行くのでトップを目指してこれからもがんばって!(屋良)

【合格体験記】名桜大学人間健康学部看護学科 3年次編入試験合格 Mさん(看護専門3)

名桜大学人間健康学部看護学科 3年次編入試験合格

私は、編入学試験の約2か月前に入塾し、小論文の対策を始めました。同じ看護学校から名桜大に編入学した先輩の勧めで、私はこの塾を知りました。試験まで残り期間が少ない中、看護学校の卒業論文や実習も並行して取り組んでいたため、内心とても焦っていました。また、看護学校の入学試験で小論文対策をしたことがあったものの、小論文を書くことに自信はありませんでした。

 週1コマの授業に向けて、私は主に名桜大学の過去問題に取り組み、宿題として1、2本の小論文を仕上げていました。そして授業では、書いてきた小論文を先生に添削していただいている間に、1コマの時間内に1本の小論文を書きました。入塾当初、私が書く文章は全体的にふわっととしていて、読み手に自分の主張がうまく伝わらないことが多かったです。自分自身でも、本当に言いたいことが文章に表現できていないと感じていて、書けば書くほど自分に自信が持てなくなっていました。問題文の本質を捉えている小論文が書けるのも、3本に1本の確立でした。でも先生は、いつも私にとってプラスになるような言葉をかけて下さって、私は前向きにコツコツ取り組むことができたのだと思います。仕上げた小論文は、先生が目を通した後、まず全体的に自分が何を言いたかったのかを聞いてくれて、解釈しづらかった表現をどう修正したらよいか、具体的に教えてくれました。とにかく自分に欠けていたのは、自分の考えが読み手に伝わるよう明確に表現することだったので、この指導方法が自分にすごく合っていたのだと思っています。過去問題を一通り終えてからは、先生が用意した問題や、以前書いたものと同じ問題を違う方向性で書くことで、自分の思考の幅を広げていきました。また授業以外の時間では、先生が勧めてくださった参考書を使って、要約や漢字の勉強をしました。先生は小論文だけでなく、願書や面接練習にも対応してくださり、編入学試験のすべてを支えていただいたと感じています。実習期間の寝不足で全く文章を書き進められなかった時には、私の体調を気遣って早めに授業を切り上げてくれたのを今でも覚えています。授業時間を延長して指導してもらうこともあり、いつも私のペースに合わせて関わってくださいました。短い期間でしたが、忙しい日々でも塾に通うことが楽しく、そして無事に合格することができたのは先生の力が本当に大きかったと感じています。実習と試験対策を両立できるか、試験までに小論文の完成度を上げられるか不安や焦りもありましたが、合格することができて本当に嬉しかったです。

編入学してから、大学生活に慣れるのには少し時間がかかりました。特に、新型コロナウイルスの影響で講義の大部分がオンラインで行われたことで、教員や他の学生と関わる機会も少なく、不安でした。また、予想していたよりも認定されている科目以外で履修しなければならない科目が多くあり、前期は本当に忙しかったです。しかし編入生の5人は、学校生活のほとんどを共に過ごすので、お互いに支え合い充実した学校生活を送ることができました。この塾で一緒に編入学試験の対策をした2人とも、大学で仲を深めることができて嬉しかったです。また保健師になるために必要な専門科目を履修することで、保健師活動の知識や技術を学ぶことができ、自分の将来像もだんだんと明確になってきました。大学に編入して半年が経ち、自分が学びたかったより専門的な学習に心をワクワクさせています。

【講師よりコメント】

Mさんは看護専門学校を首席で卒業したつわものです。

本人が体験記で分析している通り、最初の頃の文章はふわっとしていて、何を伝えたいかがわからないけどなにかすごいことを言っているかもしれない!というような文章でした。よくよく聞いてみると、頭の中には既に世界観があり、それを問題文に沿って切り取り表現するスキルがまだ備わってないという感じだったので、どう考えるかというよりもどう表現するかという点を中心に指導しました。最終的にはYさんと同様に私の評価できるレベルを超える答案を書けるまでになりました。

今では大学の授業でもものすごく良い発言を連発して、Yさんにイジられているようです。

Mさんへ 旅行気分で入試に行ったという話は笑いました。さすが体育会系。その余裕で、将来は沖縄の保健行政を引っ張っていけるはずです。Mさんの熱い予防の話を聞いて初めて自分の病気予防について考えられるようになったので、きっと他の多くの人たちの心も動かせると思います。活躍が見られるのが待ち遠しいです。(屋良)

【合格体験記】名桜大学人間健康学部看護学科 3年次編入試験合格 Yさん(看護専門3)

名桜大学人間健康学部看護学科 3年次編入試験合格

私は、看護専門学校に通いながら、興味のあった保健師の資格を取ることができる看護大学の編入を考えていました。学校の先生に相談するものの、具体的な行動に移すことなく3年生になっていました。そんな時に、看護学校の先輩のつながりで私が志望する大学に合格した方とつながることができました。そこで、Li-Shuを知り、試験の2か月前から塾に通い始めました。

試験内容は、漢字や要約が含まれる小論文でした。塾は週に1回でしたが、当時は実習と就職活動が並行して進んでいたので、忙しい日々を送っていました。塾では、週に1回の授業日に書けた分の小論文を出し、アドバイスや添削を受けました。しかし、実習は毎日記録物があり、実習の記録物で平日は深夜になってしまうので、土日に一気に書いていました。本当は、コツコツ書いた方がいいのかもしれませんが、自分のスケジュールを考えた結果、このような方法になりました。自分は、要約が苦手だったので、先生のおすすめの参考書や過去問でひたすら練習しました。また、小論文もうまく書けず、はじめは、もっと早く入塾すべきだったのではないかと後悔しました。しかし、先生の指導と自己肯定感の上がる声掛けで、自分なりの小論文を書くことができるようになりました。1週間に書いた小論文の量としては、1~3本書いていました。小論文を書く際に必要なこととして、看護学校時代に感じたことや学んだこと、体験したエピソードだと思いました。また、出題されるテーマが看護の領域に関係してくるので、看護の教科書を広げて知識を確認し、書くこともありました。なので、文章が苦手な方でも看護が好きな方なら徐々に小論文を書くことが好きになるかもしれません。また、これは余談ですが、私は、終末期看護がテーマの小論文を書くのが苦手で、本番に終末期看護が出題されないことを祈っていました。しかし、私の受験した年の小論文テーマは終末期看護で、試験が始まった瞬間「終わった…。」とも思いました。しかし、これまで塾で教えてもらったことを思い出しながら、小論文を書いた覚えがあります。

 現在は、志望した大学に入学し、気の合う友人もでき、楽しいです。もちろん、課題もあり、忙しいです。しかし、課題の内容としてはレポートが多いので、小論文を書いた経験が生きているなと今感じています。編入試験は周りの人と比べてやることが多くなり、弱気になることも多いと思いますが、なにごとも無駄なことはなく、全てつながってくるので、いま目の前のやるべきことを一生懸命、丁寧にやれば結果につながってくるのではないかと私は感じています。

最後に、Li-Shuの先生方、2か月という短い間ですが、遅くまで指導するなど、親身になって対応してくださり、ありがとうございました。また、公務員試験でもお世話になる可能性があるので、その際はよろしくお願いしますね。

【講師よりコメント】

大学が夏休みに入ったとのことで、去年名桜大の編入試験に合格した3名が前にお願いしていた合格体験記を持って遊びに来てくれました。講師冥利に尽きます。変わっても(髪の色が明るくなったとか)変わらない3名でした。

看護学生は文章を書くのが速いのですが、その中でもダントツに速かったYさん。授業の90分で2本書くのは当たり前、宿題の小論文をいつも大量に持ってきて読むのが大変でした。。。そしてよくしゃべりました。

最初の頃は課題文の読みが甘く、ゆえにエピソードがずれて書き直させることが何度もありました。しかし、すぐに本質を探りこれに応えて書くことができるようになり、1か月半程度では合格レベルの答案が書けるようになっていたと思います。私が評価できるレベルを超える答案を書くこともありました。たまに文章を飾る癖がありましたが、この合格体験記はお利口さんな文章で安心しました。

Yさんへ 相変わらずのマシンガントークで久しぶりに癒されました。誰に対しても、何に対しても熱心(crazy)に対応するスーパーウーマン。とにかく唯一無二の存在で、この先、その先の行く末がかなり気になるので、これからも様子を伺うのでよろしくです。首里にいるときは遊びにきてください!(屋良)