【合格体験記】Kさん(大学2年)

鹿屋体育大学体育学部 編入学試験合格

小論文対策で塾選びをしている皆さん、こんにちは。僕は、文章力も語彙力も思考力も皆無と言っても過言じゃない状態で、リシュに入塾させてもらった者です。リシュと屋良先生には、何から何まで面倒を見てもらったので、ひたすら感謝する合格体験記になると思いますが、是非最後まで読んで欲しいです。

  入塾を決めさせてもらったのは、「ここなら、受からせてもらえるんじゃないか。」という直感でした。と言うのも、体験の時に僕が全く知識のないまま小論文を書いた際に、指摘する所は多くあったはずなのに、必要最低限のアドバイスで自分で考えることに重点をおいてることを理解し、一瞬にして自分で考える力が着いたと実感したからです。そして、僕の弱点を先生が理解してくれて、克服させるために本を貸して下さりました。先生が言ったことを、素直に聞いて実行するだけで力が着くことを身に染みて感じる内に自信を持ち始めました。しかし、所属大学との両立に苦しむ時期があり、実力と感情の振り幅がとても大きかったです。 

 試験直前期でも酷い内容の小論文を書いたこともありました。ですが、これまでやってきた内容を整理して頭をクリアにすることで、本番はこれまで取り組んできたことが十二分に発揮出来ました。結局、何が言いたいかと言うと、「先生に言われたことを素直に取り組めば大丈夫。」ということです。調子の波があっても日々絶対に実力はついています。

 また、小論文だけでなく、志望理由書や面接も先生に面倒を見てもらいました。志望理由書に関しては、授業外でメール対応してもらい、面接に関しては、早めに来て面接練習して下さいました。このことから、生徒を合格させるために先生が最善の対策をしてくれていることを強く感じ、この恩を結果で返したい気持ちが非常に強まりました。受験直前に関しても、受験当日にやるべき事をメールで連絡下さり本当に最後の最後まで、強力なサポートをしてもらいました。 

  上記の内容から、合格する上で最も重要なことは、「この人の為にも合格したい」という思いが重要だと思います。特に僕は、自分に弱い人間なので、この思いが、頑張る活力となりました。持ち上げ過ぎな合格体験記かもしれませんが、素直に聞き入れて欲しいです。笑 

改めて、屋良先生ありがとうございました!

【講師よりコメント】

生徒に合格体験記をお願いするときは、何年後かに読み返したとき懐かしくなるような内容、他の人が読んで参考にできる内容で塾の宣伝にならないようお願いしているのですが…うーん、この内容じゃ怒れないですね…文面からわかるように素直でとてもいい子なんです笑

Kさんは現在も県内の大学に在学中ですが、昨年は通学しながら鹿屋体育大学を一般受験しています。大学と受験の両立は難しかったようで合格できずに、それならばと今回編入試験に挑むことになりました。

入塾当初は「文章力も語彙力も思考力も皆無」とまでは言いませんが、体育系学部の知識はなく、文章力も国立大の編入学試験に対応できるレベルにはありませんでした。そこで、最低限の知識を入れること、そしてその知識から発展させて考えられるようになることを基本方針にしました。国立大の入試は高倍率の競争試験になるので、知識をただ吐き出すだけでよい文章力では足りず、自分の頭で考える力とそれを的確に表現する力が必要になるからです。
体育系や医療系など特化型の学部は、社会系学部と違って知識として押さえる範囲は狭く限られています。なので、その分野の本を2冊とスポーツ庁のホームページ、他大学の過去問等から得られるもので知識としては十分でした。しかし、ある知識から発展させて考えるということは、普段から物事を注視し、洞察するような限られた者以外には、なかなかハードルが高いように感じます。本人が最も苦労したところだと思いますし、私もあれやこれやと工夫しました。地道に、時にはサッカーの例を出しながら(お互いサッカー部出身)、話し合い続けた結果、合格したのでおそらくそのような力もついているのだと思います(不安)

K君へ 合格してホッとした人BEST3に入ります。 合格体験記を1,000字程度も書けているのを見て感動しました(試験は600字程度だから)。その気持ちにね。本当にありがとうございました。そして改めて合格おめでとうございます。これからさらにたくさんの人と、すごい人達と出会うはずなのでそのままでがんばって!この先どのような道に進むにしても応援してます。5年ぐらいでサッカースクール作ってもらえたら息子達通わせられるのでありがたい!(屋良)

学校推薦型・総合型選抜で評価されるには

大学、学部によって基準は違いますが、以下に関しては学校推薦型・総合型選抜において、おおよそ評価されるものだと思われます。

1 自分の頭で考えられる

2 物事への関心が高い

3 表現力の高さ

4 行動力

正直に言いまして、どれも一朝一夕に身につくものではありません。もともとの性向であったり、普段からの姿勢で身についているものです。勉強ができるからといってこれらを持ち合わせているわけではなく、逆に勉強はできなくてもすごいことを成し遂げていたり、面白い考えを持っていたり、高い表現力を見せたりしてくれることがあります。

先に一朝一夕には身につくものではないと言いましたが、受験に限っていうと、小論文、面接対策で深く考え、的確に表現するよう努めることで、これらを全く持ち合わせてない方でも土台は作ることができます。個人差はありますが、土台の大きさは準備期間に比例するように感じます。

リシュでの対策は特に1を重視しております。自分で考えられるようになるからこそ的確に表現できるようになり、また物事を深く考えられるからこそ様々なことに関心が向くようになると考えています。

【合格体験記】Mさん(当時看護専門3)

名桜大学人間健康学部看護学科 3年次編入試験合格

私は、編入学試験の約2か月前に入塾し、小論文の対策を始めました。同じ看護学校から名桜大に編入学した先輩の勧めで、私はこの塾を知りました。試験まで残り期間が少ない中、看護学校の卒業論文や実習も並行して取り組んでいたため、内心とても焦っていました。また、看護学校の入学試験で小論文対策をしたことがあったものの、小論文を書くことに自信はありませんでした。

 週1コマの授業に向けて、私は主に名桜大学の過去問題に取り組み、宿題として1、2本の小論文を仕上げていました。そして授業では、書いてきた小論文を先生に添削していただいている間に、1コマの時間内に1本の小論文を書きました。入塾当初、私が書く文章は全体的にふわっととしていて、読み手に自分の主張がうまく伝わらないことが多かったです。自分自身でも、本当に言いたいことが文章に表現できていないと感じていて、書けば書くほど自分に自信が持てなくなっていました。問題文の本質を捉えている小論文が書けるのも、3本に1本の確立でした。でも先生は、いつも私にとってプラスになるような言葉をかけて下さって、私は前向きにコツコツ取り組むことができたのだと思います。仕上げた小論文は、先生が目を通した後、まず全体的に自分が何を言いたかったのかを聞いてくれて、解釈しづらかった表現をどう修正したらよいか、具体的に教えてくれました。とにかく自分に欠けていたのは、自分の考えが読み手に伝わるよう明確に表現することだったので、この指導方法が自分にすごく合っていたのだと思っています。過去問題を一通り終えてからは、先生が用意した問題や、以前書いたものと同じ問題を違う方向性で書くことで、自分の思考の幅を広げていきました。また授業以外の時間では、先生が勧めてくださった参考書を使って、要約や漢字の勉強をしました。先生は小論文だけでなく、願書や面接練習にも対応してくださり、編入学試験のすべてを支えていただいたと感じています。実習期間の寝不足で全く文章を書き進められなかった時には、私の体調を気遣って早めに授業を切り上げてくれたのを今でも覚えています。授業時間を延長して指導してもらうこともあり、いつも私のペースに合わせて関わってくださいました。短い期間でしたが、忙しい日々でも塾に通うことが楽しく、そして無事に合格することができたのは先生の力が本当に大きかったと感じています。実習と試験対策を両立できるか、試験までに小論文の完成度を上げられるか不安や焦りもありましたが、合格することができて本当に嬉しかったです。

編入学してから、大学生活に慣れるのには少し時間がかかりました。特に、新型コロナウイルスの影響で講義の大部分がオンラインで行われたことで、教員や他の学生と関わる機会も少なく、不安でした。また、予想していたよりも認定されている科目以外で履修しなければならない科目が多くあり、前期は本当に忙しかったです。しかし編入生の5人は、学校生活のほとんどを共に過ごすので、お互いに支え合い充実した学校生活を送ることができました。この塾で一緒に編入学試験の対策をした2人とも、大学で仲を深めることができて嬉しかったです。また保健師になるために必要な専門科目を履修することで、保健師活動の知識や技術を学ぶことができ、自分の将来像もだんだんと明確になってきました。大学に編入して半年が経ち、自分が学びたかったより専門的な学習に心をワクワクさせています。

【講師よりコメント】

Mさんは看護専門学校を首席で卒業したつわものです。

本人が体験記で分析している通り、最初の頃の文章はふわっとしていて、何を伝えたいかがわからないけどなにかすごいことを言っているかもしれない!というような文章でした。よくよく聞いてみると、頭の中には既に世界観があり、それを問題文に沿って切り取り表現するスキルがまだ備わってないという感じだったので、どう考えるかというよりもどう表現するかという点を中心に指導しました。最終的にはYさんと同様に私の評価できるレベルを超える答案を書けるまでになりました。

今では大学の授業でもものすごく良い発言を連発して、Yさんにイジられているようです。

Mさんへ 旅行気分で入試に行ったという話は笑いました。さすが体育会系。その余裕で、将来は沖縄の保健行政を引っ張っていけるはずです。Mさんの熱い予防の話を聞いて初めて自分の病気予防について考えられるようになったので、きっと他の多くの人たちの心も動かせると思います。活躍が見られるのが待ち遠しいです。(屋良)

【合格体験記】Yさん(当時看護専門3)

名桜大学人間健康学部看護学科 3年次編入試験合格

私は、看護専門学校に通いながら、興味のあった保健師の資格を取ることができる看護大学の編入を考えていました。学校の先生に相談するものの、具体的な行動に移すことなく3年生になっていました。そんな時に、看護学校の先輩のつながりで私が志望する大学に合格した方とつながることができました。そこで、Li-Shuを知り、試験の2か月前から塾に通い始めました。

試験内容は、漢字や要約が含まれる小論文でした。塾は週に1回でしたが、当時は実習と就職活動が並行して進んでいたので、忙しい日々を送っていました。塾では、週に1回の授業日に書けた分の小論文を出し、アドバイスや添削を受けました。しかし、実習は毎日記録物があり、実習の記録物で平日は深夜になってしまうので、土日に一気に書いていました。本当は、コツコツ書いた方がいいのかもしれませんが、自分のスケジュールを考えた結果、このような方法になりました。自分は、要約が苦手だったので、先生のおすすめの参考書や過去問でひたすら練習しました。また、小論文もうまく書けず、はじめは、もっと早く入塾すべきだったのではないかと後悔しました。しかし、先生の指導と自己肯定感の上がる声掛けで、自分なりの小論文を書くことができるようになりました。1週間に書いた小論文の量としては、1~3本書いていました。小論文を書く際に必要なこととして、看護学校時代に感じたことや学んだこと、体験したエピソードだと思いました。また、出題されるテーマが看護の領域に関係してくるので、看護の教科書を広げて知識を確認し、書くこともありました。なので、文章が苦手な方でも看護が好きな方なら徐々に小論文を書くことが好きになるかもしれません。また、これは余談ですが、私は、終末期看護がテーマの小論文を書くのが苦手で、本番に終末期看護が出題されないことを祈っていました。しかし、私の受験した年の小論文テーマは終末期看護で、試験が始まった瞬間「終わった…。」とも思いました。しかし、これまで塾で教えてもらったことを思い出しながら、小論文を書いた覚えがあります。

 現在は、志望した大学に入学し、気の合う友人もでき、楽しいです。もちろん、課題もあり、忙しいです。しかし、課題の内容としてはレポートが多いので、小論文を書いた経験が生きているなと今感じています。編入試験は周りの人と比べてやることが多くなり、弱気になることも多いと思いますが、なにごとも無駄なことはなく、全てつながってくるので、いま目の前のやるべきことを一生懸命、丁寧にやれば結果につながってくるのではないかと私は感じています。

最後に、Li-Shuの先生方、2か月という短い間ですが、遅くまで指導するなど、親身になって対応してくださり、ありがとうございました。また、公務員試験でもお世話になる可能性があるので、その際はよろしくお願いしますね。

【講師よりコメント】

大学が夏休みに入ったとのことで、去年名桜大の編入試験に合格した3名が前にお願いしていた合格体験記を持って遊びに来てくれました。講師冥利に尽きます。変わっても(髪の色が明るくなったとか)変わらない3名でした。

看護学生は文章を書くのが速いのですが、その中でもダントツに速かったYさん。授業の90分で2本書くのは当たり前、宿題の小論文をいつも大量に持ってきて読むのが大変でした。。。そしてよくしゃべりました。

最初の頃は課題文の読みが甘く、ゆえにエピソードがずれて書き直させることが何度もありました。しかし、すぐに本質を探りこれに応えて書くことができるようになり、1か月半程度では合格レベルの答案が書けるようになっていたと思います。私が評価できるレベルを超える答案を書くこともありました。たまに文章を飾る癖がありましたが、この合格体験記はお利口さんな文章で安心しました。

Yさんへ 相変わらずのマシンガントークで久しぶりに癒されました。誰に対しても、何に対しても熱心(crazy)に対応するスーパーウーマン。とにかく唯一無二の存在で、この先、その先の行く末がかなり気になるので、これからも様子を伺うのでよろしくです。首里にいるときは遊びにきてください!(屋良)