【合格体験記】 Nさん(高3)

立教大学社会学部 自由選抜入試合格

私の入試は、一次の書類審査では調査書と社会学に関するレポートの提出、二次がそのレポートの口頭発表と質疑応答と小論文でした。

一次審査のレポートのテーマは、塾の先生と相談して決めました。一次審査は無事通過することができました。

二次審査は私の学校は推薦試験に強かったので、口頭発表の対策は学校でやって、小論文の試験は塾で対策しました。学校では主に担当の先生の前で発表して改善点を指摘してもらい、あとはひたすらいろんな先生に自分のレポートに対する質問をしてもらいました。また、小論文に関しては、立教の小論文の問題の出し方は少し変わっていて、与えられたテーマに関することを書くだけじゃなくて、5〜7個くらいの指定されたワードを全て使って書かないといけないという難しいものだったので、私は小論が一番心配でした。

塾での小論対策は、先生が用意してくれた問題をひたすら解いて小論の書き方を覚えました。また、先生が貸してくれた社会学の本も読みました。この本で得た知識は小論を書くときにすごく役立ちました。

また、私が家で自分で取り組んだことは、小論文でどんなテーマが出てもいいように、また、質疑応答でどんなことが聞かれてもいいように家でニュースをたくさんみて、社会情勢を広く知ることと、知らない単語が出たらすぐ調べること、またニュースを見ながら自分の考えをある程度持っておくことを意識しました。

本番の試験では面接で予想とは違う質問もされて正直焦りましたが、先生から借りた本と普段見ていたニュースの知識のおかげでなんとか答えられることができ、小論もスムーズに書くことができて、無事合格することができました。

わたしは最初、東京の文系の大学ということしか決めていなくて、大学も学部も何も決まってない状態で入塾して、そこから、先生が進路選びに関してアドバイスをくださり、それが自分の進路選択に大きく役立ちました。第一志望合格まで導いてくれた先生に感謝してます。ありがとうございました。

【講師よりコメント】

もともとは数学と英語を克服するために入塾されましたが、受験に関しては高い能力を持っていた現代文読解を生かせる難関私大の一般入試を勧めていました。本人が立教大学の自由選抜入試の話をもってきたのは8月ごろだったと思います。小論文は書いたことがないと言っていましたが、試しに書かせてみるととても面白い文章を書いてくれました。小論文は大丈夫だとそのときに確信しました。立教大学社会学部の自由選抜入試は自由研究があることが大きな特色です。本人にどういう研究をするつもりか聞いてみると、これもとても面白い答えが返ってきました。調査方法に行き詰まり、提出直前で内容を一変して徹夜で書き上げることができたのも本人の能力と個性ゆえでした。

Nさんへ 結局はほとんど自分の力で将来を切り開きましたね!才能ある子をみることができたのはラッキーでした。自分の能力と個性を信じてそれが自然と伸びるような環境に身を置いてください。努力型とは言えないから苦行は合わないはずなのでね!(屋良)